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『地域も元気!世界も元気!』 団体活動インタビュー

埼玉県 県民生活部 国際課<後編>

<お話をうかがった方>

埼玉県 県民生活部 国際課 多文化共生・NGO担当

山ア さおりさん、堀 祐治さん、藤波 香織さん、河村 知子さん、

浅倉 純子さん、林 隆さん、デニース・シュリックベールンドさん

埼玉県

随時8言語で生活相談などに対応しています

埼玉県では、埼玉県国際交流協会に委託し、外国人総合相談センターを設置しています。このセンターでは週5日間、随時8言語で生活一般相談に対応していますが、それだけでなく、週3日は専門家にきていただいて入管制度に関する相談や労働関係の相談を行い、月1回は法律相談も行っています。

昨年度は合計5000件以上の相談があるなど、いつもたくさんの相談が寄せられてきますが、今年の3月4月は東日本大震災の影響で通常よりも300件程相談件数が増えました。中でも、出入国制度関係の相談がとても増えましたね。

今年度は、このようにセンターに蓄積された相談事例をデータベース化し、相談対応マニュアルを作成する予定です。このデータは外国人の方に自由にアクセスして見ていただけるようにHPに掲載する予定であり、相談事例集として市町村や相談員の方もスキルアップのために活用していただければと思っています。

埼玉県

外国人総合相談センター埼玉の様子

外国人も対等なパートナーとして一緒に地域づくり

今年の新規事業として「外国人地域活動デビュー支援事業」があります。この事業は、外国人と日本人が協働で地域づくりに参加する機会を増やすことを目的に、地域のNGO等に事業の企画案を募集し、優れた企画案を選定してその団体に事業の実施を委託するものです。

これまでは「外国人=弱者、支援する対象」ということで事業を行ってきたところがありますが、これからは外国人も対等なパートナーとして日本人と一緒に地域づくりをしていくことが大切だと考えています。この事業をきっかけに、もっと外国人の方にも地域の活動に日本人と一緒になって参加していただけるようになればいいと思っています。

県内各団体のネットワークの促進

その他、埼玉県には「彩の国 さいたま国際交流・協力ネットワーク」という埼玉県と埼玉県国際交流協会、市町村、NGO等によって組織されているネットワークがあります。NGOや市町村の国際交流協会も含めると200以上の県内で活動している団体が加盟しています。

このネットワークは、県内で国際交流や国際協力の活動を行うときに、それぞれの特徴を活かして情報交換や協働活動を行い、活動の効率化を図ることで「世界に開かれ、世界に貢献する彩の国さいたま」の実現を目指しています。

また昨年度、県内に国際交流・国際協力関係の活動をしているNGOがどの程度あるのかという調査を行い、その結果を「埼玉県国際交流・協力団体活動状況調査報告書」として発行しました。県内のNGOの活動状況を幅広く提供することによって、行政との情報共有を図るとともに、団体同士のネットワーク促進等にも役立てていただければと思っています。

<インタビューを終えて>

埼玉県は様々な事業を幅広く行っている印象を受けました。お話を聞いている中で嬉しかったのが、事業の説明を聞いているときに「NGO」という単語がよくでてくること!地域の国際化を進めるために、地域のNGOが持っているネットワークやノウハウを上手く活かし、事業を進めていると感じました。

<インタビュアー>

市民国際プラザ(JANICより派遣)
田月 千尋

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