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『地域も元気!世界も元気!』 団体活動インタビュー

船橋市市長公室秘書課国際交流室<前編>

第11回目のインタビューは、船橋市市長公室秘書課国際交流室です。

船橋市は、現在約90カ国、およそ11,000人の外国人登録者数があり、“誰もが安全で安心して暮らせるまちづくり”の実現を目指しています。今回は、船橋市国際交流協会との連携による国際交流や日本語教室、防災訓練などの多文化共生の取組みについてお話を伺いました。

続きは<お話をうかがった方>

船橋市市長公室秘書課国際交流室長 羽鳥さん

船橋市国際交流室

船橋市の姉妹・友好都市国際交流

アメリカ・ヘイワード市

船橋市は、アメリカのカリフォルニア州 サンフランシスコ郊外にあるヘイワード市と姉妹都市を結んでいます。2011年はヘイワード市との姉妹都市提携25周年であり、10月には船橋市長をはじめ、市民51名を含む総勢61名の親善使節団がヘイワード市を訪問し、記念事業を開催しました。   

また、今年全国高校サッカー選手権で優勝した市立船橋高等学校の生徒さんにも、記念パーティーでスピーチをしていただき、姉妹校である現地のモロー校にて体験授業やホームスティを行いました。

その時の終始市民のみなさんの笑顔があふれ、再会を喜び合う姿を見て、まさに市民同士の交流とはこういうものなのだと改めて教えられました。

船橋市国際交流室

ヘイワード市との25周年記念事業 「記念パーティの様子」

デンマーク・オーデンセ市

平成元年に姉妹都市提携したデンマークのオ―デンセ市は、世界的な童話作家アンデルセン生誕の地です。船橋市にはアンデルセンにちなんだ「アンデルセン公園」があります。アンデルセン公園は、現地の技術者の指導のもと作られた施設で、デンマーク式風車や昔ながらの農村を再現したエリアもあります。四季を通して花があふれ毎年50万人以上の来場者のうち、最近は海外から多くの観光客にも来ていただいています。

童話作家アンデルセンは「切り紙作家」としても有名で、アンデルセン公園では姉妹都市交流を通じた交流の一環として切り紙コンクールも行っています。

また、オーデンセ市のサッカークラブチーム「B1909」と市立船橋高校は継続的に親善試合を行い、それが「いちふな」の強さの源となっています。

中国・西安市

3千年以上の歴史を誇るかつての長安・西安市とも平成6年から友好都市(昭和63年友好交流促進都市提携)を結んでいます。西安市から伝わった重陽気功が市民に根付き健康増進に役立っているほか、囲碁団との継続した交流試合などが両市民同士で活発に行われています。

西安市では、昨年、世界園芸博覧会が4月から10月までのおよそ半年間開催され、1,572万人もの来場者がありました。その閉幕式典に船橋市の藤代市長が訪問した際、長年の両市民同士の草の根交流が評価され、市民を代表して市長が名誉市民称号を授与されました。

今後も三都市との中身のある草の根交流をさらに深めていきたいと思います。

船橋市国際交流協会との連携

市では、ヘイワード市との姉妹都市提携25周年記念事業をはじめとした国際交流や多文化共生事業を船橋市国際交流協会と協力して行っています。市役所内に事務局を置く船橋市国際交流協会は、会員700人/団体の方々が中心となって各事業を行っています。

外国人相談窓口では、在住外国人への支援の一環として、相談窓口を毎週月曜日と金曜日に市役所内で開設し、相談対応を行っています。その他にも、交流イベント、外国人向けの応急手当講習、姉妹都市・ヘイワード市内にあるカリフォルニア州立大学イーストベイ校への留学派遣事業、各種国際理解セミナーの開催、災害時外国人サポーター養成講座といった事業を行っています。

市は、このような国際交流協会が中心となって行う、さまざまな交流事業を支援する立場であり、市民同士の交流を行う上で、国際交流協会の存在なしにはできないと考えております。

いつからでも参加できる日本語教室

 他にも市と共催で行っている事業として日本語教室を市内7か所で開催しています。そのほか約3か月(18回)で日常生活に役立つ日本語を学習する短期速習講座や、学習支援者としてのボランティア人材を育成する日本語学習支援者養成講座なども行っています。

日本語教室は単に日本語を勉強するためだけの場ではなく、「居場所」としての役割を持った場でもあると考えていますので、日本語学習だけでなく、学習者とボランティアや学習者同士が情報交換をしたり交流を楽しんだりしています。各教室は、学習者がいつからでも参加できるように受入体制を整えており、同じ日本語レベルの学習者が集まったグループ学習形式で活動しています。

ボランティアから、「(自分たちが外国人学習者に日本語を)教えるというより、日本語学習支援を通して自分の方が多くのことを学習者から教えていただいている」という声をよく聞きます。市としては、共催者として、より参加者のみなさんが活動しやすいよう、活動場所の確保や広報等のバックアップを継続して行っていますので、一人でも多くの方に来ていただきたいと思います。

船橋市国際交流室

日本語教室の様子

情報満載のニュースレター

在住外国人向け生活情報紙「Yokoso to Funabashi」をルビ付き日本語、英語、中国語併記で年4回発行しています。毎号船橋市を中心とした地域のさまざまな情報や日本文化の紹介のほか、子ども手当や税金関係、インフルエンザなど、時期に合わせて市から外国人住民に伝えてほしい情報を提供して頂いています。掲載情報の収集においても、フットワーク良く積極的に活動してくださっています。p>

現在ホームページでも3カ国語の他にスペイン語とハングル語版を掲載しています。この情報紙は、多くの外国人住民の手元に届けられるよう市役所、出張所、公民館、図書館、市内郵便局、大学などに設置されています。

連携しているメリットと今後の課題

このように、さまざまな国際交流・多文化共生事業を行う上で、船橋市国際交流協会と連携できる体制があることは、イベント開催などでも協力し、市民中心の内容で行うことができとても心強いです。課題としては、「市と協会事業の調整」や「事業を行う上での財源確保」です。難しい部分もありますが、これからも継続してより良い情報発信やイベントの場を提供していきたいと思います。

また、イベント内容としてもゲームなどを取り入れて「楽しく学ぶ」をテーマに、より多くの方に利用していただけるよう工夫をし、市としても国際交流協会と連携しながら進めていきたいと考えています。

<インタビュアー>

市民国際プラザ(JANICより出向)

塚原 真琴

続きは後編をご覧ください。

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