市民国際プラザ

ホーム  >  『地域も元気!世界も元気!』 団体活動インタビュー  >  荒川区国際交流協会<前編>

『地域も元気!世界も元気!』 団体活動インタビュー

荒川区国際交流協会<前編>

13回目のインタビューは、荒川区国際交流協会です。

<お話をうかがった方>

荒川区国際交流協会

荒川区国際交流協会

薄場 郁子さん(写真右から2番目)、山下 英男さん(写真中央)

(協会職員のみなさんと一緒に)

荒川区国際交流協会が取り組む、外国人住民を対象とした防災訓練や国際交流事業、また、フェアトレードの啓発事業などについてお話を伺ってきました。

荒川区の国際交流事業の取組み

荒川区国際交流協会では、オーストリア共和国ウィーン市ドナウシュタット区、大韓民国の済州市、中華人民共和国の大連市中山区の3都市と友好都市提携を結んでいます。昨年度は、それぞれの交流都市と15周年、5周年、5周年という節目の年にあたり、記念事業を実施しました。

また、交流事業として、毎年ウィーン市ドナウシュタット区への高校生派遣事業を行っています。区内の高校生が、荒川区の親善大使としてドナウシュタット区を訪問し、ホームステイ等を行って現地の方々との交流を深めて頂く企画となっています。

昨年度、各都市との記念事業は終わりましたが、交流は継続して事業を続けていくことが大切です。今年度も高校生派遣事業などを通じて、引き続き国際交流を深めていきたいと思います。

毎年人気の国際交流バスハイク

今年度は、国際交流事業を中心にするだけではなく、地域に住む外国人住民の方が「荒川区で暮らしてよかった」と思って頂けるような事業に重点を置いていくことを目標としています。

荒川区国際交流協会では、「外国人のための日本語教室」、「日本語サロン」や「茶道教室」を実施している他、区内在住・在学の外国人と日本人の方々を対象とした国際交流バスハイクを実施しています。

これは、バスに乗って荒川区の国内交流都市へ行く日帰り小旅行です。1日ゆっくり国内交流都市の水族館や牧場などを訪問する等、様々な体験をする内容でとても人気があり、前回は募集人数の約3倍の応募がありました。

荒川区国際交流協会

国際交流バスハイクにて

外国人住民を対象とした防災訓練

また、今年度から区内在住の外国人向けの新規事業として、防災訓練の実施を検討しています。もともと荒川区では、区民を対象に防災訓練を毎年9月に実施していました。しかし、外国人の方は留学・仕事の関係等で荒川区に短期間しか滞在しない方も多く、訓練に参加しようという外国人はとても少ない状況でした。

しかし、東日本大震災の経験を踏まえ、いつまた起こるか分からない大きな地震に、私たち自身が備えるだけでなく、外国人住民の方々にも防災対策の必要性を伝えたいと思い、新しく外国人向けの防災訓練事業に取り組むことになりました。

この新規事業では、母国で地震を体験したことのない外国人の方々の防災意識の向上を目的としています。昨年度は、協会が運営する日本語教室での消防署への通報訓練や、全国市町村国際文化研究所から講師の方をお招きし、外国人の方に地震の時の行動の仕方や注意事項などについてのお話をいただきました。

それらを踏まえ、今年度は新たな事業として、様々な体験ができる防災訓練を実施する予定です。

荒川区国際交流協会

外国人のための防災講座の様子

荒川区に住む外国人は留学生が多く、その留学生たちは各自が通っている日本語学校で防災訓練には参加しているようです。しかし、荒川区国際交流協会で運営している日本語教室の受講生の中には、仕事の関係等で防災訓練に参加された経験がない方が多くいらっしゃいます。そこで、今回の防災訓練は、主に協会で運営している日本語教室の受講者とそのボランティアさんに呼びかける予定です。

交流都市との繋がりを活かして

市民国際プラザの勉強会で学んだことを踏まえ、荒川区国際交流協会では、防災対策に向けてこれまで殆ど繋がりがなかった他の国際交流協会と災害時相互翻訳支援などで少しずつ繋がりを作っていけたらと考えています。

<インタビュアー>

市民国際プラザ(JANICより派遣)
塚原 真琴

続きは後編をご覧ください。

〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル1階 市民国際プラザ TEL:03-5213-1734

Since© 2007 Citizens' International Plaza & Council of Local Authorities for International Relations All rights reserved.