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『地域も元気!世界も元気!』 団体活動インタビュー

(社)日本カトリック信徒宣教者会(JLMM)<後編>

<お話を伺ったスタッフの方>

JLMM 事務局長漆原さん

「事務局長 漆原比呂志さん」

異なる価値観を求めて

「自分のこれからの人生を想像したときに『価値観を揺さぶられたい』という強い欲求があった。」それが世界、特に東南アジアに目が向くきっかけだったと漆原さんは教えてくれました。「普通に就職して、結婚して、家を建てて、という日本の当たり前のコースってあるじゃないですか。一回しかない人生それでいいのだろうかと思ったんです。」大学時代にカトリック系の国際交流団体に所属していて、地域の貧困に関して真剣に取り組んでいる海外の学生と接したことに影響を受けたご自身の経験もあり、「まずはいろんな価値観に出会って、それから選び取っていきたい」という思いで、国際協力への道を踏み出したのだそうです。

JLMMスタッフとして活動を始める

漆原さんは「共に生きる」という言葉に惹かれJLMMに参加することを決めたそうです。「一緒に生活を分かち合う。喜びも苦しみも分かち合う。そういったJLMMの精神に惹かれたんです。」 1992年から3年間カンボジア、そのあと3年間ベトナムにおいて、JLMMからの派遣スタッフとして国際協力活動を行いました。

ベトナム派遣中

ベトナム派遣中 中部プレイク郊外、少数民族のハンセン病村にて (写真中央:漆原さん)

共に生きることの難しさ

漆原さんは「苦労も楽しく乗り切ってきてしまったというところがあります」と答えてくれましたが、6年間の途上国での活動の中には、様々なことがありました。例えば、カンボジアで行われる初めての選挙の際。漆原さんはバッタンバンという地域の児童養護施設で働いていましたが、治安の悪化により日本大使館、国連から退避命令が出て、プノンペンに避難せざるを得なくなったそうです。「共に生きるということを謳いながら、いざ治安が悪くなると現地の人をおいていかなくてはならない。とてもつらい思いをしました。でも、そこで現地の人にはなれないということを学んだし、よそ者であるからこそ一緒にいていいものが作れるのだなということも学ぶことができたと思います。」

カンボジア 児童養護施設

カンボジア バッタンバン児童養護施設の子どもたちと遠足 (写真中央:漆原さん)

今後の夢

漆原さんに今後の夢を聞いてみると「国際協力活動が当たり前になったらいいなと思います。特殊な人や意識が高い人がやっているんじゃなくて、やっていて当然という、そういう世の中にしていきたい。」との答えが返ってきました。「共に生きる」という精神でみんなが動くことでずいぶん変わるんじゃないかと思いますし、『誰にでも持てる気持ち』というところにヒントがあるような気がしています。」

モンゴル 研修中

モンゴル 2名の新派遣者が現在6か月間のモンゴル語研修中

インタビューを終えて

「本文」(JANICユース 総務チーム 原 慶)

[インタビュアー]

国際協力NGOセンター有志グループ(JANICユース)

広報チーム 濱嶋マリアン

渉外チーム 永岡さやか

総務チーム 原 慶

前編

※(特活)国際協力NGOセンター(JANIC) HPのNGOスタッフインタビューで紹介している記事を掲載しています。

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